■本物 希少 美品 昭和7年頃(1932年) 共箱付き！南宗画 岸浪柳渓 78才作 『梅と鶯』掛軸 表装も豪華（一文字に金糸、軸先は牙）全長105ｃｍ、横32ｃｍ ●1970年代東京神田の骨董店にて購入したものです。当時8万円で購入しました。共箱は桐製で表書きで“柳渓 梅と鶯”と直筆で明記されています。また、表装もきちんとしたもので一文字に金糸、軸先は牙が使用されています。●【状態】古さを感じるものがありますが、大切に保管していたためシミ等もほぼなく綺麗な状態です。（写真にてご判断願います。）●サイズ：（掛軸）全長105ｃｍ、横32ｃｍ（軸先出っ張り部分は除く。）、（南宗画部分）縦25ｃｍ、横23ｃｍ、（共箱）縦6ｃｍ、横38.5ｃｍ、幅6ｃｍ。●【説明】岸浪柳渓、本名・岸浪静司は1855年、旧仙台藩士岸浪謙輔の子として江戸下谷豊住に生まれました。幼少より絵に親しみ、はじめ福島柳圃に画を学び、画家としての歩みを始めます。また中西耕石、前田半田などにも就いて画を研鑽したのち、田崎草雲に弟子入りし、大きく才を開かせることとなりました。師・草雲没後は独立して日本美術院や日本南宋画会に出品、多くに入選し、高い評価を受けています。南宋画会では審査員を務め、日本美術院協会会員、日本南宗画会幹事、文墨協会議員などを歴任しました。昭和10年(1935)歿、81才。